耳コピでの和音(コード)について

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 ピアノを弾かれる方は、コードという言葉を聞いたことがあるでしょう。

 ドレミファソラシドの音名は、日本語では、ハニホヘトイロ、英語では、CDEFGABです。

 和音(コード)では、Cはドミソ、Dはレ#ファラ・・・。

 コードも、たくさんありますよね。下の表は、ほんの一例です。Dの後も、続いていきます。

C C7 Cm Cm7 CM7 CmM7 Csus4 C7sus4 Cdim Cm7‑5 Caug
C♯ C♯7 C♯m C♯m7 C♯M7 C♯mM7 C♯sus4 C♯7sus4 C♯dim C♯; m7‑5 C♯aug
D♭ D♭7 D♭m D♭m7 D♭M7 D♭mM7 D♭sus4 D♭7sus4 D♭dim D♭; m7‑5 D♭aug
D D7 Dm Dm7 DM7 DmM7 Dsus4 D7sus4 Ddim D; m7‑5 Daug

 3和音と4和音だけで432個あるようです!

 こんなの覚えられませんし、無理に覚える必要もありません。

 耳コピでは、とにかく原曲を聴き、それに合わせてコードを探り当てていきます。

 簡単なコードですと、すぐに分かるかもしれませんが、難しいコードになると、なかなかパッとは出てこないです。そういう時は、とにかく原曲を聞きながら、実際にピアノでその音に合わせていく作業をするしかありません。少し時間がかかりますが、パズルみたいなものです。探り当てられた時の嬉しさは、ひとしおです(笑)。

 このようにして、耳コピで一つの曲を完成させていきます。ここまで来ると、十分に中級です。

 ただ、代表的なコードだけでも覚えておくことは、大切です。ネットで検索すると見やすい解説が出てきますので、お時間のある時に、見られることをお勧めします。