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こんにちは、玄大です。
今日は、プロとアマの違いについてお話しします。
1 合唱の経験について
私は、大学時代に合唱団に所属していました。
もちろん、アマチュアですが、小林研一郎さんや井上道義さんといった超大物指揮者によるオーケストラの演奏に、合唱で出させていただいたことがあります。
このような経験は、なかなかできるものではないため、とても貴重な経験をさせていただきました。
合唱のいいところは、4つのパートがピタッとハモったとき、身震いがするぐらい感動することです。
これは、実際にしてみないと分かりません。
しかも、うまくいけば、「倍音」といって、たとえばドの音のもう一つ高いドの音が聞こえるのです。
これでハーモニーの厚みが増します。
合唱の練習は厳しかったです。
当然ですが、4つのパートが一つでも揃わないと、音楽として成立しないのです。
どこか少しでも音程がズレると、その音楽は、聴いていて不快なものになってしまうのです。
なので、本番前は、みんなで必死になって練習していました。
2 プロの世界
プロの世界は、もっと厳しいです。
少しでも音程がズレると、容赦ないツッコミが入ります。
針の穴に糸を通すような音程が求められます。
私は、妹が声楽をしており、地元の新人演奏会に応募し、私はピアノの譜めくり役で、ピアノ伴奏の横につきました。
歌が始まって10秒も経たないうちに、審査員から、「はい、もう結構です。」と言われ、演奏を止めさせられました。
これもオーディションです。オーディションの世界は、厳しいです。
私が、プロのオーケストラの合唱で出させていただいた際にも、合唱の音程がイマイチだったので、合唱指導の先生が、指揮者に「どうなってるの!」と叱られていました。
歌う側の練習不足なのですが、指導の先生が、責任者として叱られるのです。
プロの世界の厳しさを感じた瞬間でもありました。
大学の合唱団は、プロではありません。それでも、一定レベルのものが求められます。
みんなそれぞれが、一生懸命練習していました。
3 見るのは楽しいが、するのは地獄
エンターテインメントは、「見るのは楽しいが、するのは地獄」だと、言われています。
プロの方々は、一見とても華やかそうで、楽しそうにされていますが、実際は相当努力されています。きわめて厳しい世界の中で、戦っておられます。
このようなことを知っていると、音楽など、エンタメの見方も変わってくると思います。
今日はプロとアマの違いについてお話ししました。
少しでも参考になれば幸いです。